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どこまでも続く、

この空のように

あらすじ

 

ラサーで地元へ戻った「僕」は、転職先である人に出会う――。

初対面ではほとんど印象にも残らなかった人なのに、いつの間にか、その人の雰囲気、性格、仕草に、少しずつ惹かれていく僕。

 

だけど、僕の気持ちは伝えてはならなかったし、絶対に知られてはいけなかった。

――なぜなら、その人は同性の男性だったから。

 

彼といると、なぜか気持ちが落ち着く。安心できる。話を聞いているだけで楽しい。

そんなふうに思える人は、僕にとって初めての人だった。

でも、僕は自分の性的指向(誰を好きになるか)に気づいてからの20年間、誰にもそれを告げたことはない。たった一人、僕だけの秘密――。

 

の時間が、ずっと続いていくのだと思っていた。

しかし、あるきっかけで、僕はずっと閉ざしていた心の扉に手をかけることに。

 

自分の気持ちを素直に伝えること。

心を開くこと。

相手に心を寄せること。

依存や束縛ではない、見返りを求めない無償の愛。

生きることの、命の輝き☆

「人生の宝物」とは何か――。

 

そんなものを少しでも感じていただければ嬉しいです。

 

(続きは、ぜひ本書をご覧いただければと思います)

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